コミカライズ編集者がおすすめ!「絶対に読んでほしい第1話」

トレンド・プロ出版編集部の檜山萌子です。

 

今までビジネスコミックに関するブログを書いてきましたが
Webマーケティング部の戒能から
「出版編集部の人が好きなマンガについて書いてほしい」
というお願いが……。

 

 


「マジか! そんなの書いていいのか!」

 

 


── というわけで今回は
「絶対に読んでほしい第1話」をテーマに、1作品オススメしたいと思います。

 

 

 


ちなみに私のマンガ歴はこんな感じ。
(伝わる人には伝わるかな……)


小学生:圧倒的『なかよし』派。好きだったのは「ぴちぴちピッチ」
    高橋留美子にハマったあと、『鋼の錬金術師』にドはまり。
 ↓
中学生:『ジャンプ』と『ガンガン』を読む少年漫画派に。
    これ以降スクエアエニックス系のマンガはよく読んでます。
 ↓
高校生:雑誌派から単行本派に移行。
    まわりからちょっと遅れて『NARUTO』にハマる。
 ↓
大学~現在:紙派から電子派に移行。
      青年誌系とWEBマンガ系をよく読んでます。
      『ITAN』とか『バンチ』系は大体好きです。


── そんな私が「絶対に読んでほしい第1話」は

 

 

 

『僕のヒーローアカデミア』

 


最近はアニメ化したり映画化したりしている作品なので
知っているかたは多いかもしれませんね。
『NARUTO』や『ブリーチ』、『銀魂』がジャンプ本誌からいなくなった今
『ハイキュー!!』と並んでジャンプを支える看板作品です。

 

是非是非読んでほしいので、話の筋は割愛しますが
読んでもらいたい理由はその構成力。

 


「良いマンガは第1話に作品の軸が描かれている」

 

というのは宇宙兄弟を手掛けた編集者、佐渡島庸平さんの言葉ですが
その軸がこれでもか!と描かれたのが「僕のヒーローアカデミア」の第1話ではないかと思っています。

 

●主人公・緑谷出久と恩師・オールマイトとの出会い。
●そしてライバルである爆豪勝己との関係。
●連載作品の第1話ではありますが、
●1人の少年が、“日常”から“物語の主人公”になるまでの過程を描いた
素晴らしい読み切り作品でもあると思っています。

 


「ジャンプは昔読んでいたけど最近は……」
「今さら少年漫画はなあ」
という方にも、とりあえず第1話だけ!読んでいただければと思います。